
from 野島 翼
スポーツサービスを提供している方の多くが何かしらの物品販売をされているかと思います。
よく見るのがスクール等で使用するTシャツに、自社のロゴを入れて販売しているケースです。
これは、スクールを好きになった子どもや親御さんがファンとなって購入するケースがほとんどです。
しかしながら、このケースではなかなか毎月多くの安定した収入が入ってくる可能性が少ないことになります。
スポーツサービスのアップセルとして活用している方がほとんどですので、この考えはこの考えでいいのですが。。
コロナ渦の中でなかなか思ったようなスポーツサービスを提供できておらず、収入が安定しないという方は、ぜひこの続きをご覧になってもらいたいと思います。
まずは・・スポーツサービスと関連した商品とする
自社のスポーツサービスと関連した商品とすることをまず前提とされてください。全く関連のない商品でなければここは大丈夫ですので。
なぜなら、自社の製品と違うものにするとお客さんが混乱してしまうからです。「今までスポーツサービスを売っていたのにどうして?」となってしまいますからね。お客さんに理由づけできるものにするということが大切です。
あくまでも、あなたの会社の理念や主の事業は何かということから外れなければいいですね。
物品販売からスポーツサービスへの流れを作ることはできないかということを考えられてみてください。
今までは、主の事業にプラスアルファで「物品販売」という一方通行のようなものだったかと思いますが、発想を真逆にして物品販売からスポーツサービスへの流れを作るということを考えるだけでも視野が今までより広がるのではないでしょうか。
販売商品を決める時のポイント
むやみやたらにこの商品が自社のスポーツサービスと関連しているからという理由ですぐに決めてはいけませんよ!?(決めようとしてました?笑)
ここでその気持ちはぐっとこらえます。スポーツ商品を作る時にすることといえば、そうリサーチですね。
このリサーチをさぼってはいけませんよ?
ここを飛ばして商品を作りがちですが、この工程をさぼってしまって上手く売れないということは多々ありますからね。(私もあります。笑)
まずは、既存のスポーツサービスに通っているお客さんに対して
・日常の生活で困っていることは何か。(日常の代用)
・日常で使うものは何か。(日常の代用)
・日常であまり必要でないが定期的に必要なものは何か。(定期の代用)
この3つを聞いた上で、「その理由というのは何ですか。」というふうに聞くことで、悩みやその理由について知ることができます。
この3つはとても大切なことで、ここからあなたのスポーツサービスに関連する物品販売が見えてくるはずです。
物品というのは、「不安・不満・不便」に対しての悩みを解消するものでなければなりませんからね。そして、日常使用している代用という視点から考えると手に取ってもらいやすい商品となるはずです。
お客さんから聞いた悩み、理由、3つの不、日常の代用、自社のスポーツサービスと関連するものというふうに絞り込みができるわけです。
この中にあなたが物品販売したかったものが含まれていれば、もちろんその商品で行くべきだと思いますし、この中になければ新たに考える必要があるということですね。
しかしながら、この流れを知っておくか、知らないかによって大きな差となって現れるはずなので知っておいた方がいいことだと思います。
物品販売も定期的に購入してもらう
商品を作った後、考えてもらいたいことは単発で売ることもそうなのですが、定期的にリピートしてくれるシステムを作ることです。
なぜなら、定期的に物品販売のシステムを作ることができれば、スポーツサービスが万が一提供できなくなったとしてもある程度リスク回避ができるからです。
今までは、アップセルの考えが多かった物品販売ですが、スポーツサービスの収益がゼロとなった場合でもある程度の収益確保ができるぐらいの定期販売とすることができれば、2本の柱とまではいかないまでも会社が倒れるということは免れますからね。
定期収入は、収入と支出のバランスも見やすいので定期収入のビジネスを入れることをおススメします。
もう一つ、定期収入で考えてもらいたいのが、法人契約を取るということです。個人というところから法人という視点を変えるだけでもまた違った角度から考えることだと思うので、ぜひ取り入れてもらいたい考え方になります。
まとめ
スポーツサービスと物品販売というのは以前から関連が深かったのですが、逆の視点を取り入れて物品販売しているという会社は少ないように思います。
このような状況下の中、1つの柱で事業を行っていくことはかなりの高リスクです。おそらくあなたが感じられていることだと思います。
だからこそ、今の内にリスクを最小限にする方法を考えなければならないと思います。
今回は、物品販売という一例を出しましたが、他にもリスク回避できる方法はありますので、一番自分に合った方法を取り入れてもらえればと思います。
あなたに関わる人達が笑顔になることを祈って…。
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