スポーツのような無形型商品のビジネスモデルとは?

 

from 野島 翼

 

 

 

自社のビジネスモデルは?と聞かれて、あなたはどのように答えるでしょうか?

 

あなたのビジネスモデルは次のうちどれですか?

 

客数にこだわったビジネスモデル?
1つの商品にこだわった高額商品
モデル?

お客さんのリピートや関係性維持
のモデル?

 

この中で、①のビジネスモデルを選んだスポーツ事業を営んでいる方が、もしもいたのなら注意が必要です。

 

なぜなら、客数を追いかけるビジネスモデルは大企業が得意とするモデルだからです。

 

客数を追いかけるためには、集客するための資金が必要となります。

 

そうです。資金力が多いほど勝つモデルなのですね。

 

私達のような小さい会社ほど、競争に負けてしまうモデルというわけです。(このブログを見ていただいている方は、中小企業の方や個人事業主の方が多いと思われますので。)

 

 

では、どういったモデルを選んで、どういったことをやっていくといいのかについて説明していきたいと思います。

 

 

3つのビジネスモデルの特徴

 

客数にこだわったビジネスモデル

 

先ほど少し説明しました①のモデルですが、このモデルはリレーションシップモデルといって薄利多売で事業を行っていくのが特徴としてあげられます。

 

大企業が多く用いている手法であり、わかりやすい例であげるとコンビニエンスストアがあげられます。

 

多くのお客さんを必要とし、とにかく集客をすることに力を注ぎます。

 

必然的に、お客さんとの関係性は薄くなります。

 

 

1つの商品にこだわった高額商品モデル

 

このモデルは、1つの商品にこだわって販売するモデルとなります。

 

プロ(職人)モデルと言われ、1つの商品が高単価となるのが特徴となります。そして、一度買っていただいたお客さんを大切にするモデルとも言えるでしょう。

 

例えば、有名な書道家が書いた1枚数千万円もする作品なんかがこのモデルにあたりますね。

 

客層を絞ってのアプローチも必要になってきます。

 

先ほどの①のモデルとは違って客数を追い求めないモデルということになります。

 

手を出せない層というのも出てくるのが特徴です。

 

 

 

お客さんのリピートや関係性維持のモデル

 

この③のモデルは、お客さんとの関係性を一番大切にするモデルです。

 

お客さんとの距離感という面では一番近くなるのが特徴だと思います。

 

一つの商品の単価や客数にこだわったモデルではないということになります。

 

このモデルで一番やってはいけないこと。

 

それが・・

 

客数を追い求めること。

 

なぜなら、客数を追い求めてしまうと自分達の事業の質も落ちたり、お客さんとの関係性が築きにくいからです。

 

お客さんを追うということは、集客をしなければいけないといいうことなので、広告費にかかる資金というものも常に捻出しなければならないという状況になるためです。

 

 

お客さんを追い求めるより、お客さんのフォローアップの方に資金をかける方が距離感の近いモデルではいいということですね。

 

 

 

3つのモデルの特徴からスポーツビジネスの選ぶモデルとは?

 

もうこのブログを見てくれているあなたなら、どのモデルを選べばいいのかわかりましたよね?

 

スポーツ事業で選ぶべきモデルは③を選んだ方が上手くいくというふうに言われています。(中には②のモデルを選んでいる方もいらっしゃいます。)

 

なぜなら、関係性が近くリピートがないモデルだと、同じような業種がきた場合に心変わりをされる。①を選んだあなたは注意が必要だというふうに伝えたのは、あなたのライバルが現れた場合にすぐお客さんを奪われるということを意味しているのです。

 

 

 お客さんのリピートや関係性維持のモデルを選んでやるべきことは?

 

先ほどからもお伝えしているとおり、まずはお客さんのフォローアップ。次にリピートしてもらう仕組みを作る。

 

お客さんがいない場合は、客数をまずは集めることですが。。(立ち上げ当初はここに全集中!笑)

 

流れで説明すると

 

集客(興味関心を引く)→体験会などを実施(FE商品)→入会の案内・入会手続き(BE商品)→フォローアップ→BE商品の再購入

 

このような流れで予め仕組みとして作っておくと、スポーツのような無形型商品を扱っている私達にとってはよりお客さんとの結びつきが強くなり、ビジネスとして成り立っていきやすくなります。

 

お客さんに自分たちの存在を ”近く” 感じてもらい、お客さんにとって必要不可欠な存在となっていきましょう。

 

 

 

あなたのビジネスの参考になれば幸いです。

 

 

 

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