
from 野島 翼
起業した後、チラシ、WEBページ、広告などからしっかりとお客さんが集まってくると、スポーツ経営者は次の悩みを抱えてきます。
それは、自分が事業の未来に対して「考える時間」のないことに対しての不安です。
考える時間は、スポーツ経営者にとって、とても貴重な時間となります。
なぜなら、未来に対しての考える時間がないということは、事業を維持するか又は衰退することを意味しているからです。
この考える時間を作り出すための方法として、お伝えしていきたいと思います。
強制的に1か月に2回程度インプットする時間をとる
この強制的に自分自身が「時間を作る」動きを見せなければ、いつまで経っても同じことの繰り返しです。
いつまでも、集客のことばかり考えなければならず、将来に対する不安というのは一生付きまといます。
お客さんが来なくなったら・・
お客さんが辞めてしまったら・・
なんてことを常に考えなればならない状態に陥ります。
これって好きなスポーツを仕事にしているのに、常に不安と隣り合わせた仕事って精神的につらくなりませんか。ということですね。
せっかく、好きなスポーツを仕事にしているのですから、お客さんの充実した表情と自分自身も充実した日を送りたいですよね。
そのためには、「常に学ぶ=インプット」する必要があります。
そのために、忙しい中にも必ず学びの時間をいれる。(私も強制的に作っていますよ!?笑)
業務時間中に、”あなただけの時間” を雑音のない部屋にこもって作ってみられてくださいね。
学びを止めることは、今現在経営が上手く回っていたとしても、経営をのちのち衰退させるということにつながりますから、上手く回っているときほど、未来に対して、考える時間を作ってもらいたいと思います。
隙間時間を作る戦術をとる
店舗型経営であれば、この時間帯は人数が少ないという時間帯が必ずあると思います。
ちなみに、私のパーソナルジムでいくと、営業日の来店人数を集計して、曜日別にデータを取ります。
月末あたりになると、おおよその曜日別人数と1か月の来店者数というのが見えてきます。
これを参考に、休む時間や休む曜日をテストとして、導入していくのです。
例えば
○ 1か月の来店者数(9月)
260人
○ 曜日別人数
月曜日・・19人(2日間の営業)
火曜日・・62人
水曜日・・52人
木曜日・・58人
金曜日・・53人
土曜日・・16人(午前中のみ)
このデータから見ると、月の来店人数は260人程度。
曜日別の来店人数を見ると、明らかに月曜日が少ないことがわかります。
もしも・・
この店舗で、休む時間や休む曜日をテストするとしたら、月曜日が良さそうですよね。
こういったデータから隙間時間を作れそうな日を「考える時間」にしていくのです。
2日に1回程度(起床後30分間又は就寝前30分間)
頭がクリアな状態の時に、経営のことを考えることで、見えてこなかった課題や改善するべきポイントがふとわかる時があります。
精神的にバタついている時、余裕がない時には、あまり効果的ではないため、自分自身が一番落ち着く時に「学ぶ=インプット」する必要があります。
時間がない人ほど、時間を有効的に作り出す。
平等に24時間という時間の中で、いかに自分の学びの時間を作るか。
月・水・金の30分間を1か月積み重ねたとしたら、1か月で約6時間もの時間を作り出すことになるので、少しだけ未来のことについても、考える時間になると思います。
ポイントは、頭がクリアな時に考えるということですね。
※ちなみに私は、起床後の方が頭がクリアとなっているため、経営のことについて考える時間は「午前中に行うこと」としています。笑
まとめ
3つの方法についてご紹介しましたが、共通して言えることは、時間そのものを作り出すのは自分自身であり、作り出すことを諦めてしまっていてはいつまで経っても、今の状況からは変化できないということです。
今の状況に「不安」を抱えているのなら、今の状況を変える変化を起こさなければいけません。
経営を変えるということは、あなた自身が変化するということでもありますから、一番今が頑張り時なのかもしれません。
相談等がありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください。
1日が充実した日となりますように…。
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