from 野島 翼
ある、新規店舗を持った経営者に相談を受けた時の話です。
業種は、サロン系とだけお伝えしておきますね。
OPENしてまだ2か月ぐらいのところなのですが、そこの最初の勢いがすごい！！
すでに、50名近くのお客さんを抱えるサロンにまでなっているというのです。回数制の制度を導入し、月々の収入が安定するよう仕組みが取られているみたいです。
そんな経営者の方から相談を受けて、感じたことがあったので、シェアをしていきたいと思います。
手順を踏む
その経営者が今の段階で困っていたことが、客数がまだ足りないということでした。2か月目に入って、体験人数が減っているということでどうにか対策をしたいということで相談を受けました。
私は2か月余りでこれだけ集めているので、すごいと感じたぐらいなのですが。。笑
客数を増やすために、お客様のお友達に紹介してもらう、「紹介キャンぺーン」を実施しようとしていました。
もちろんキャンペーンを実施するのはいいことなのですが、「少し早いような気がしますね。」とお話させていただきました。
なぜなら、このサロン系の結果が出てくるのが、３か月程度かかるからです。
もう一つ大切な理由が私の中にはありました。
ここは、いろいろな価値観があると思いますが、月に２回程度しか会わず、２か月程度経過しただけだとお客様との信頼関係という意味では、まだ深い信頼関係とはなっていない印象に思うんです。
それに、ご紹介を受けたお客様も少しびっくりされるかと思います。いい企画ではあるんですが、「タイミング」というやつです。
どんなビジネスでも、まずは信頼関係を築くと上手くいくはずですから、まず力をいれるのはここですね。
信頼関係を構築した上で、紹介キャンぺーンを取り入れると、最も効果が発揮されやすいと思います。（この場合でいくと3か月程度経過してからでもいいのではないかとお伝えしました。）
見込み客を増やす
もう一つ悩まれていたのが、広告を出すのかどうか。
私の答えは、即答で「出す。」です。
なぜなら、広告費を出すと興味を持った人からのお問い合わせが増えるため、定期的に購入してくれる可能性がぐっと高まるからです。（どういった商品なのかということもだいたい知ってらっしゃいます。）
興味を持っている人には、もちろんお店のことを知ってもらういい機会になりますし、興味をもっていない人にも視覚で認識してもらうこともできるので、私は広告は出すことをおすすめします。
視覚で見てもらうことによって、興味のない人にだって、興味を持たせられる場合もあります。
広告費を削って、支出を減らしたい気持ちもわかりますが、見込み客集めには必ず資金が必要となってきます。
まずは、分母を広くするためには、最初の起業当初は広告費をかけることが必要だと思います。（私も支出を削りたい方ですが、広告費にかける資金は確保するようにしています。）
一人が商品購入をしてから離れるまでに使用する金額を算出しておき、その平均を出しておきます。すると、一人お客さんを獲得できれば、この平均額は収入として入ってくるわけですから、経営者の気持ちの持ちようとしても楽になるわけですね。
そのようにすると考えるようになると、広告費にかける金額も気持ち的にも変化が出てくることだと思います。
どうしても、起業当初で資金をかけることができない場合は、SNS等で積極的に発信することが重要です。
でなければ、あなたの存在を知る機会がありませんからね。会社から見込み客となりそうな人達にフォローを送るというのも一つかもしれません。
フォローされた人は、ほとんどの人が「どんな会社だろう。」と見るはずですからね。
この段階の悩みは、誰でも資金をかけずにお客さんを得るために、ということを考えながらずっとやっている。ということわかりました。
こういった方へ考えてほしいこと
どうしても資金を支出したくないという方もおられます。
しかし、無料で集客するということは、大量行動が必要になってくるということを忘れてほしくありません。
・チラシを作成して自分で配る
・SNSの更新頻度を高める
・ブログを書く
etc
大量行動が必要になるということは、「時間と労力」がかかるということです。
このことを念頭において、見込み客を集める活動を絶えず行う。
自分達のビジネス段階にどちらが必要なのか、その判断をする必要があります。
今後のビジネスに必ず必要となってくる、大切なことをシェアさせてもらいました。
基礎的なことほど、疎かにしてはいけません。
スポーツビジネスをされている方なら、この意味がよくわかるかと思います。笑
それでは
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