from 野島 翼
スポーツ教室、体操教室、パーソナルトレーニング、ヨガ教室、ピラティス教室などの店舗型経営をされている人達に多いのが、「労働時間×時間単価」=「収入」となる方が多いように思います。
しかし、これでは店舗型経営には上限(キャパ)が見えてくるのです。
1時間トレーニングで行っていたとすると、1人でMAX1日に見れる人数は頑張っても8時間まで。
これ以上すると労働基準に引っかかってしまいますからね。
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【1人あたり】
1人あたり最大8時間分の箱を持っていることになります。
1週間で8時間×5日間=1人あたり1週間で40箱持っている計算になります。
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まずは、箱を最大にする努力をすることは絶対なのですが、これでは労働をしなければ収入を得ることが出来ないモデルとなってしまいます。
これは店舗型経営の方が陥りやすいビジネスモデルです。
店舗型ビジネスが目指すべきもの
一定の上限に達すると、収入の上限、人数の上限、店舗の広さなどもうこれ以上何も出来ないという状況がうまれます。
そんな時、今までどおりお客さんを集めて、繰り返し繰り返し同じことやるとずっと同じサイクルの繰り返しで、ビジネスに成長はありません。
同じことを繰り返すと、同じ領域にいるということなので、良くて現状維持、悪ければ衰退の一途を辿っていきます。
私自身も過去に経験をしてきたからこそ、そのようなことで悩んでほしくないと思っています。
私自身が対策として行ったものが
① 人を雇用して、自分自身は経営側の仕事を増やす。
② スポーツ事業の物販事業を立ち上げる
③ 行政等の委託事業を受ける
④ 今まで行ってきたスポーツビジネスを教える側に回る
いずれかのものを選択して、隙間時間に「労働収入」でないものの事業を作っていくのです。
そうすることで上限を突破できるかと思います。
1つずつ解説していきますね。
人を雇用して、自分自身は経営側の仕事を増やす。
人を雇用することは、人件費が増えることを意味しますが、それ以上に収入を増やすことが出来れば問題ありません。
人を雇用して出来た時間を次の投資(事業)へと回していくのです。
労働収入を減らしながら、収入を増やす1つの方法です。
スポーツ事業の物販事業(ECサイト)を立ち上げる
これは、やられている方も多いかと思いますが、自分が働いていない時間にネットで完結してくれるので、収入を増やす1つの方法になります。
また、今店舗に通っている方にも商品の案内が出来るのでアップセルにもつなげることが出来ます。
行政等の委託事業を受ける
行政の委託事業を受けるには多少時間がかかる(関係構築が必要)かもしれませんが、時間単価を上げるという意味では、行政の委託事業は間違いなく上がるはずなので頭の中には入れておく必要があります。
しかし、注意点が1つだけあるとすると、これは相手に依存してしまうということです。
自主財源がしっかりと出来ているのであれば、全く問題ありません。
今まで行ってきたスポーツビジネスを教える側に回る
おそらく起業してから今まで自分自身でビジネスをされてこられたかと思います。
この経験を困っている人に教えるということです。
教える時間も労働時間ではないか?と思う方もいるかと思いますが、収録型の配信という方法もあります。
また、メルマガ等でメール講座というかたちでもお伝えすることも出来ます。
常に立ち止まることは避ける
一定のところで留まりたいと人は思うものですが、その行為自体は自分自身をのちのち苦しめるものなんですね。
今の立ち位置、場所が居心地がいい場合、若干危険な可能性があるということを意識しておきたいものです。
立ち止まった時は、方向性を決める時だけ。
ビジネスを続けていくためには、先のことを考えながら行動し続ける必要があるのです。
そのために「労働時間」×「時間」=「収入」とならないようにして、時間の確保を行っておきましょう。
1日が充実した日となりますように…。
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