スポーツサービスの初回体験は、無料か有料か?

 

from 野島 翼

 

 

 

パーソナルジム、スポーツジムなどの店舗で仕事をしている方、施設を借用して、スポーツ教室をされている方からいただく質問の中でこんな質問があります。

 

最初の入り口で、悩んでいる方も多いと思います。(けっこうよく聞かれます。)

 

 

それが、興味・関心がある人を最初に募集する際の「無料にして募集するか、有料にして募集するか」ということです。

 

 

私自身も起業時に、どちらにするかで悩んだ記憶があります。

 

 

私の経験も含め、参考にお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

パーソナルジムの場合

 

あなたの事業の段階やサービスの時間単価が高単価なのかといった点で決めるといいかと思います。

 

パーソナルジムの場合、比較的高単価なサービスの分類なので、安価な金額でも対価としていただいた方がいいです。

 

なぜなら、30分~1時間に1人しか対応できない特別なサービスだからです。

 

比較的高単価なサービスを提供する際は、1時間あたりに何人にサービスの価値を提供できているかという視点で考えるとわかりやすいかと思います。

 

ちなみに私は、多くの人に体験していただきたかったので、初回体験はワンコイン500円で、最初の1か月サービス提供を行いました。

 

知り合いからは「大丈夫か?」と心配されましたよ。笑

 

 

結果的としては、半月で120名ほどの方に体験していただいたので、ワンコインでやってよかったなと思っています。

 

 

私の地域では、パーソナルジムといったものがまだ何なのかわかっていただけていなかったことお金を払ってまでも運動をするという習慣が大人の人達になかったことからこの価格にすることにしました。

 

 

 

スポーツジムなどの店舗系の場合

 

スポーツジムや自身の店舗系をお持ちの方は、事業の段階で決めるのがベストな選択だと思います。

 

なぜなら、起業当初であれば多くの方に「知ってもらう」ということが大切になります。

 

そういった時は、「無料の募集」にまさるものはないと言われていますから無料の募集をすることをおススメします。

 

 

有料よりもちろん、無料の方が多くの方に体験してみようかなと思ってもらうことができますからね。

 

 

しかし、起業当初とは明らかに段階が違い、お客さんの質を気にしたり、サービスの価値を重視する段階に入っている場合は、有料にするべきだと思います。

 

 

自分の事業が今どの段階にいるのかをはっきり見極めた方がいいよ?ということですね。

 

 

 

施設を借用してスポーツ教室を行う場合

 

施設を借用して行う場合は、指導する側1人に対して複数という場合がほとんどだと思います。

 

そういった時は、多くの人達に体験してもらった方がいいので、無料で提供することをおススメします。

 

もちろん、有料にしてもいいと思いますが、スポーツサービスは体験して初めて価値が感じられるものなので、まずは体験していただくことを前提に考えてもいいかもしれません。

 

 

目先の利益よりも、お客さんに価値として感じていただいて、サービスを継続してもらう方が、サービスを提供する側も「喜び」を感じられ、お互いがいい信頼関係を築くことができます。

 

 

何より、無料体験を実施することによって、お客さんの不安感を取り除くことができます。

 

お客様は常に

自分に合うだろうか。

どんなことをするんだろう。

一緒にする人達と上手くやれるだろうか。

 etc

 

こういった不安を持っています。

 

この不安を取り除くためにも、一度リスクを排除して、サービスを提供する。

 

この無料体験を活用して、私達のキッズスクールは多くの子ども達が入会までしてくれるようになったのです。

 

 

 

 

まとめ

 

キッズスクールでは多くのキッズの子ども達、パーソナルジムでは多くの会員さんに恵まれていますが、お客さんゼロの状態から一歩一歩前へ進んでここまでこれています。

 

キッズスクールでは、3か月もの期間、無料体験会を繰り返し繰り返し実施して、認知活動に時間を割きました。

 

最初の1~2か月間は、子ども達も少なく備品等の購入費を入れると利益なんて出ません。

 

しかし、私は無料体験を繰り返すことで、必ず価値として感じていただいた方からの入会が増えるとわかっていたので、辛抱強く実施することができたと思います。

 

 

これは無料で体験していただいた方がいいよね。

この場合は安価な金額で体験していただいた方がいいよね。

 

というふうに自分達自身が根拠を持って場合分けすることができれば、お客さんにもあなたのサービスに対する価値を感じていただけると思います。

 

 

無料の募集、有料の募集に共通して言えることは、、、

 

 

サービスの価値を感じてもらうということなんですね。

 

 

無料の募集、有料の募集はあくまでも手段であって、そのことを大前提に考えていきたいものです。

 

 

 

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