from 野島 翼
よくセミナー、講座、勉強会等で使われるアイスブレイク。
アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)参照
しかし、このアイスブレイクはスポーツのような無形型商品を提供している人にも活用できるものです。
アイスブレイクという時間がいかに大切なのか説明していきたいと思います。
活用事例
例えば、子どもを対象としたスポーツ教室をされている方であれば、新規の会員様として年度の途中に入会される子ども達がいると思います。
その場合、最初からスポーツ教室に入会している子どもどおしは、お互いの顔や名前を覚えています。ただ、新しく入ってきた新規会員の子どもは以前から入会している子どもの顔や名前を知りません。
なので、自己紹介をしてあげることで、顔と名前が一致する。新規の入会した子どもは少しだけでも安心感が生まれます。
全くの自己紹介がないと新規加入した子どもは不安になり、以前からいる子どもと話すきっかけが作れない。そんな事態になりかねないので、私達指導者がその時間を作ってあげる必要があるわけですね。
新規で入会してくる子は、「雰囲気」、「楽しむ」ということを敏感に察知しますからこういった配慮が必要になってきます。
場を和ませる意味でのアイスブレイク
この時間を作るか作らないかで、子ども~大人までの入会率にも関係してくるようです。
店舗型経営をされている方は、問診であったり、施設紹介などの時間がアイスブレイクを入れるチャンスではないかなと思いますよ!?
相手の時間の都合等に配慮された上ですが。笑
〇〇教室という形で私達のパーソナルジムも開催していますが、参加していただいた方に参加しての声を聞いてみると、「会話を楽しみながら〇〇できるのがいい。」という回答の多さに驚きました。
最初は〇〇教室を目的でくるのは確かなのですが、継続的にしたいと思ってもらうためには、雰囲気や会話という部分が相当な比重をもってくることも明らかになりました。
気持ちに変化が見られる
もう一つ、びっくりした声として、最初から会話を楽しみにきましたという回答であった。
健康という観点から私達は来たような・・・笑
私達が知っている方でもなく、何でなんだろう。と思っていましたが、このような状況下の中、精神的に窮屈な生活をされていたのかなと感じました。
その方にとっては、会話をすることこそが「健康の秘訣」だったのかもしれません。
健康の価値観というのは、それぞれ人にとって全く異なるんだ。と改めて感じることができた出来事でした。(気づかせていただき、ありがとうございました。)
誰もが我慢を強いられた生活をしてきて、溜まりに溜まっていたんだと思います。
場の提供
スポーツのような無形型商品を提供している私達にとって、場の提供ということはとても大切な要素なのではないかと思います。
スポーツを通して「健康的」になってもらうことが大切なことであって、それがスポーツの場での会話に健康の要素を感じてもらっているのなら、スポーツを楽しみながら会話を楽しめる場の提供を考える必要があるなと感じました。
当たり前だったことが当たり前にできない。
その当たり前を徐々に提供していくことが今求められていることで、人の悩みに寄り添って提供することがスポーツに携わることを仕事にしている人達の仕事だとも思いました。
少しアイスブレイクからの話からすると脱線した感じはありますが・・笑
アイスブレイクからの延長線上で聞くことができた重要な要素だったと思います。
自社の商品提供の際にもアイスブレイクの時間を大切にされてみてはいかがでしょうか?
それでは
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