中学生の会社が反響を呼ぶ

 

from 野島 翼

 

 

 

一言で驚き。。

 

この言葉しかない。

 

まさかここまでの反響を呼ぶとは、思ってもみなかった。

 

 

中学生の「キャリア教育充実事業」の一環でコンサルタントとして活動したものをまとめたものである。

 

 

これは、「長崎県佐世保市立世知原中学校」の実話。

 

 

今日は通常の記事とは異なることをご理解いただきたい。

 

 

 

突然の電話からだった。

 

 

遡ること2020年5月の初め。

 

久しぶりにある方からの電話だった。(ある方というのは、世知原中学校の先生である。暴露(笑)この方とは以前から顔見知りである。)何だろう?そう思って携帯を片手に着信にでる。

 

(私)お疲れ様です。どうされましたか?

 

(先生)今度、県の「キャリア教育充実事業」の一環で起業に関してのアドバイスをしてくれる人が必要なんだけどできないかな?

 

(私)ちょうど先日、スポーツコンサルタントとして本格的に活動をスタートさせたところだったんですよ。なので、ぜひ協力させてください。

 

二つ返事でOKを出した記憶があります。笑

 

(先生)詳細が決まったらまた連絡します!

 

(私)よろしくお願いします。

 

そこから、6月に再度連絡があり、7月に起業に関する講話をすることに。

 

 

正直不安だった。。

 

経営者やこれから起業を目指す方へのセミナーなどはしたことはあったが、中学生となると話は別物。

 

しかし、会社を起こして、出資を募り、商品を販売する事実は変わらない。

 

だから、きっと大丈夫だと自分に言い聞かせて講話の準備からやっていた記憶が。

 

講話当日、余裕を持って家を出る。緊張からなのか変な汗が。。笑

 

そして3時間近くかけてやっと世知原中学校へ到着。

 

担当の先生と最終打ち合わせ(中学生が今どういう状況なのかを把握)を行い、いざ講話する会場へ。

 

 

講話スタート

 

会場に入ると40名ほどの生徒達がすでに待っていた。しかし、あまり来るまでの緊張感はない。いい意味で緊張がなくなっていた。

 

そして、講話をスタート。1回目の講話(7月)は、商品を作る上での考え方やお客様の購買心理などをワークも交えながら実施。

 

ワーク中心にすることで、中学生が自分達で考えて動くことを意識させて、取り組みを進めていけるように配慮。

 

中学生には、自分達で考えるワークがより効果的であることがわかった。

 

 

2回目の講話(9月)がプレゼンテーションの仕方や個別部門(社長・副社長、商品開発部、経理部、広報部)への個別アドバイスを実施。

 

9月は、すでに各部門別に分かれ作業に入っていた。

 

先生方の話や中学生の話を聞いていく上で、このキャリア教育充実事業を成功させるには、商品開発の所がカギだなと個人的に思った。

 

そして、個別部門のアドバイスでも民間の事業者がまず考えなければならないことは利益を残すためにはという観点で考えなければならないこと、そのために何が必要なのか考えることを伝えた。

 

生徒達だけにこの短期間でノウハウやマーケティングなどを伝えることは無謀だと思い、私は担当の先生達にどういう方向性で進めるべきか、どういったマーケティングが必要なのかを出来る限りお伝えした。

 

 

いよいよ最初の難関

 

 

株式の発行である。出資者がいない限りこの事業は成り立たない。このプレゼンテーションに向けて私がアドバイスしたのは、「感情へ訴えることだった。」

 

生徒それぞれが「故郷への想い」を形にしてきたこと。長い時間をかけて一から勉強して起業した経緯。そして、この商品ができたこと。

 

商品がどんなことに役立つのか、メリットがあるのか、それに付け加えた形で、「感情に訴えかけて」と伝えたのを鮮明に覚えている。

 

10月に入って担当の先生から連絡が。

 

(先生)報告があります。

 

(私)内心不安。。(心の声)

 

(先生)株式の発行。予定枚数すぐに超えて追加まで考えてます。

 

(私)よかったです。(内心一安心(笑))

 

(先生)次は本番の販売の日だね。

 

(私)そうですね。生徒たちの想いが伝わるといいです!

 

 

そして・・・運命の日。

 

 

販売会

 

 

10月29日の「世知原おくんち」で販売。

 

なんと・・

 

・クリアファイル(全500枚)200円
・カレンダー(全300枚)1,000円

 

この商品が、2時間で完売という驚きの数字を叩き出した」

 

との報告を受けた。

 

販売会後、まだ生徒達に会っていないのだが、

 

会ったら販売会のことをじっくり聞いて、
今後のコンサルタント活動の参考にさせていただこうと思う。笑

 

 

さらに思わぬ反響が・・

 

 

取材の申し込みが殺到したとのこと。

 

私が見つけらた記事がこちら

 

↓ ↓

 

西日本新聞記事

長崎新聞記事

 

 

他にもローカルなものがあるみたいですが、見つけることができませんでした。

 

 

反響の大きさから、私の所にも担当の先生や教頭先生など直々にお礼の電話までいただいた。

 

 

まとめ

 

 

中学生の起業体験をサポートさせていただいて、商品開発、マーケティング、販売それぞれの分野で再確認できたことがありました。

 

サポートを通じ私自身も成長した感覚があります。笑

 

中学生が今後の人生において、この「キャリア教育充実事業」で学んだ経験を活かし活躍することを願っております。

 

このような「将来に役立つこと」に関われたことが何より嬉しかった。。

 

今後もこのような活動ができるよう、日々スキルや知識を学び、自分なりに伝える活動をしていきたいと思います。

 

 

最後に、世知原中学校の生徒達、先生方、関係者の皆様本当にありがとうございました。

 

 

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