from 野島 翼
経営者の第三の壁と言ってもいい、今まで自分達の中で無意識の内にやってきたことをレシピ化すること。
所謂、「仕組化」と呼ばれるものです。
言葉で仕組化というと簡単という人もいますが、この仕組化をするには相当な労力を伴います。
しかし、この仕組化をしなければあなたの会社が次のステージに向かう、その準備ができていないことを指します。
そんな仕組化ですが、どういった手順でやっていけばいいのか、シェアしていきたいと思います。
一つの商品を分解して考える
今現在のあなたの商品を想像してみましょう。
例えば、パーソナルジムで提供している月4回のトレーニング商品を分解してみます。
【トレーニング商品】
・誰向けか?
→①健康維持を目指している50代
→②運動習慣を付けたい40代
→③週1回のトレーニングと食事制限でダイエットをしたい20代
・どのようなベネフィット(欲しい未来)があるのか?
→健康診断での異常値から正常値までの数値に戻すことができる
→いつまでも自分の足で歩ける体作りができる
→限られた期間(時間)で効率よく理想の体に近づける
・特典は?
→体験申込みの方にトレーニング用マットをプレゼント
→期間を設けての無料体験
→期間を設けての入会費・年会費等の半額・無料キャンペーン
上記のことを盛り込んだ内容で、
オフライン(チラシ)やオンライン(LPやSNS広告)の作成準備を行う。
商品案内の準備を行う
見込み客に届けるための商品案内の準備を行う。
見込み客リストがあるのであれば、そこに対しての案内と新規集客の案内、二つを準備する。
・アプローチ方法は?
→①チラシ(オフライン)及びSNSを活用(SNS広告も活用:主にFacebook)
→②チラシ(オフライン)及びSNSを活用(SNS広告も活用:主にFacebook・Instagram)
→③SNSを活用(SNS広告も活用:主にInstagram)
・チラシ作成は?
→いつまでにするのか。それを明確にしておく。
ポイントはこのブログをチェック
・オンラインページの作成は?
→いつまでにするのか。それを明確にしておく。
※オンラインページもチラシ作成のポイントを参考に作ることは可能ですが、若干異なる面もあります。
・問い合わせがあった時の返信文の作成は?
→チラシを配ったり、オンラインでの案内をする前までに作成。
このように商品案内の準備は、細かいところまでの具体的に決めておく必要があります。
体験後の対応
・体験後の案内について
→案内マニュアルを作成する。
・入会に至った時の案内方法
→手続き関係の説明方法、次回のご予約等など対面で対応
→オンラインの場合は、オンラインページに全てを明記しておき、返信文を予め準備。
・入会に至らなかった時の対応
→フォローアップの動画や文章等の作成(関係構築)
→再度来店してもらうための商品案内までの準備
このようにパターン化して準備をしたものを図式化していき、誰が見ても次に何をしなければならないかがわかるようにしておきます。
これが仕組みとなり、あなたをやがて助けてくれることになります。
誰がこの行程を行っても一定のレベルとなるように準備をすることで、あなたがいなくても会社を回せるため次のステージへと足を運ぶことができるようになるのです。
仕組みを作ることは大変ですが、のちにあなたを助けると思って今を頑張りましょう!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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